UDO MUSIC FESTIVAL@富士スピードウェイのリポート(2006年7月22日・土曜日)

行ってきました富士スピードウェイ!遠かった。。。とりあえず今日はライブの感想だけ。

Jeff Beck

最初は少しつまんなかったかも。まあ“いつもの”ベックという感じ。ベックの曲のいまいちまとまりきっていない感じって実はあまり好きじゃない。

バンドはジェイソン・リベロがキーボード、ヴィニー・カリウタがドラム、ベースにランディー・ホープテイラーというメンバー。カリウタしか知らねー。

ジェフベック、基本的に無口だから気難しい人なのかと思ったけど、思いのほかノリのいいオサーンという感じだった。なにより本人がけっこう盛り上がってたwなかなか楽しそうに弾いてましたよ。

今回、ライブで見て改めて思ったんだけど、ベックの曲ってリズムがわりと難しい。まあカリウタは何の問題もなく涼しい顔して叩いてるんだけど。あと、カリウタのドラムってかなり強弱をつけて叩いてるね。特に、バスドラム。バスドラってあんなに音量の変化があるものなんだなーと思った。

定番中の定番「'Cause we've ended as lovers」もちゃんと弾いてくれてた。うーん、やはりフィードバックの使い方もアーミングも上手いなあ。あの曲は特に。

中盤、おもむろにスライドバーを指にはめてボトルネック奏法をやりだすんだけど、これがまた上手い!Nadiaという、アルバム「You had it coming」からの曲で、カリウタもわざと打ち込みっぽく叩いたり、横においてあるデジタルパーカッション?みたいなものを叩いたりと実に面白い。しかもそういうテクノ調な曲だからこそ、ベックのギターが奏でるとんでもなく美しいメロディーが映える、本当にそんな感じの曲。

さらに、People get readyなんかも弾いてた。もともときれいなメロディーの曲だけど、弾きはじめにアコギ的な指弾きでメロディーをちょろっと弾いてたんだが、それが感動的に良かった。

そして2回もアンコールwまあ最初やたらと早くいなくなっちゃったのは、アンコールを予定してのことだったんだろうな。シメはOver the rainbowを弾いてた。うーん、いいなあ。こういう、既成の美しいメロディーを改めてギターでアレンジして弾く時、ベックの「メロディーを弾く能力」のすごさがより目立つとおもう。ビートルズのA day in the lifeのカバーも良かったし。もう「歌うように弾く」としか言い様が無い。

Santana

サンタナ

こちらは、サンタナともう一人のギター、ベース、キーボード、ドラム、パーカッション二人、ボーカルという編成。

とにかくノリがすごかった!それにつきる。あれだけの人数であれほどのノリを作り出せるのだから、みんな相当上手いのだろう。実際、パーカッションはかなりよかった。それとキーボードがハモンドオルガンでソロを弾く時がすごく良かった。ハモンドとレスリースピーカーという組み合わせは、どんな音楽においても本当に気持ちいい音を出してくれるね。

一方、サンタナのギターソロはベックと比べるといまいちネタが少なかったような…。トレモロみたいなのをやたらと連発してて、いまいちバリエーションに欠けるようにも思うwサンタナって、ギタリストであるというよりは、バンドマスターなんだろうか。バンドとしてはすごく良かった。

途中、サンタナがおもむろにエレガットを手にして、アランフェス協奏曲の第2楽章のメロディーを弾いたりもしていた。「イノセンス」の主題歌、「Follow Me」はあの曲のアレンジでしたね。以前高校の行事で行った日本フィルのコンサートで聞いたこともある曲です。ギターを弾いていたのは大萩康司さんでしたが、、、そのコンサートで一番印象に残ったのは、ギターの音が小さかったこと。マイクも使ってたんだけど、オーケストラがちょっと音を出すたびにギターの音が簡単にかき消されてしまう。なんだか同じギターを弾く者として悲しみを感じたwオーケストラとやるなら、実はエレキのほうが向いているのかも。

で、サンタナのエレガットはなんだかいかにもエレガットという感じの音だった。普通のクラシックギターをマイクで音拾って使うとなるといろいろ難しいんだろうけど、ああいう音ならエレアコのほうがまだ良かったような…。

とちゅうベックも顔を出して、ZZ TopのLa Grange(G3の定番曲w)みたいな曲を弾いてた。いや、あくまで似ていただけで全然別の曲らしいんだけど。思ったのは、ベックのギターのほうが明らかに音が太いしヌケがいいということ。これがマーシャルとメサブギーの音の違いなのだろうか?でもサンタナのポールリードスミスのギターのほうがハイがきつめみらしいけど。

一番最後の曲になってからのベースソロが素晴らしかった。あのベーシスト、他の曲でもすごくいいグルーヴを出していた印象が強い。なかなか上手い人みたいだ。あと、妙にジャコパスっぽいルックスがかっこよかった。

総評

一人だったということもあり、常に立っている集団のすぐ後という好ポジションにつけたので、ステージはかなりよく見えた。途中座ったりもしたし、一つのステージが終わったあとの休憩時間も長かったしで2005年の5月に行ったG3ほどには疲れを感じなかった。まあ、大学のテストがあったからベックとサンタナしか見れなかったわけで、もっと前から見てたらぐったり疲れてたかも。でもヌーノとバディ・ガイは見たかった。

今回のフェスティバル、いろいろ批判的な声も多く聞かれる。ていうか、そもそも客の入りが富士ロックとかとは比べ物にならないぐらい少なかったらしい。すごく面白いサイトを発見したので参考にどうぞ。

さて、富士スピードウェイ自体の写真は次のページから。

富士スピードウェイ訪問記

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